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体育館空調を選ぶ際のポイント
災害は何時襲ってくるか予測できません。現在、災害などの発生時には、小中学校の体育館が地元の方の一時避難所に指定されています。
しかし、これまでほとんどの体育館には空調が導入されていませんでした。普及率は、全国的にも11.9%に留まっています。体育館は大空間なので、夏は暑く冬は寒く、避難時に体調を崩してしまう高齢者も多いそうです。災害発生時のみならず、普段の活動時にも快適な空調は最早必須条件になっています。新潟県や富山県などの北陸地方の各自治体でも導入が検討され始めていますが、空調システムには様々な選択肢があります。
それぞれの特徴、メリット・デメリットを比較検討することは、最適な空調システムを選ぶために重要です。
4つの空調設備の特徴
1. スポットクーラー
設置が簡単で場所を選ばず、比較的安価な初期費用。ピンポイントで冷暖房できますが、あくまで効果は部分的。ダクトを使用しない状態では、排気は室内に放出されるため、空調の効果が台無しに。
冷暖房能力が限られているため、広い体育館全体を冷暖房するには不向きで、風向きにより冷暖房ムラが生じる。また、騒音が発生する可能性があります。
2. 床下空調
暖房時には足元から暖房するため、体感温度が快適。室内全体をムラなく暖房できるが、冷房には不向きです。
イニシャルコストが高額で設置工事やメンテナンスは複雑になります。床下の高さが制限されるため、改修工事での導入は困難です。
3. エアコン
最も普及している空調システムで、導入事例が多く、情報収集が容易。操作が簡単で、誰でも使いやすいのですが、風による冷暖房の不快な温度ムラが生じます。
対流によって風で温度を届けるため、膨大なエネルギーが必要です。
4. エコウィンハイブリッド
特徴
- 輻射式冷暖房とエアコンを組み合わせた、ハイブリッドシステムによる快適な冷暖房と省エネ性を両立。素早く立ち上がり、温度ムラが極めて少なく快適。しかも、パネル本体は無動力でノーメンテナンスです。
- 不快な風の直撃がないので、快適で競技にも影響しません。
メリット
- 体感温度が快適で、体に負担が少ない。老人や子供にも安全です。
- 冷暖房ムラがなく、必要な部分を均一に冷暖房できる。もちろん体育館などの大空間でも効果を発揮します。
- エアコン単体での使用と比較して、約34%の省エネを実現。
4つの空調設備の比較
項目 | エアコン+エコウィンハイブリッド | スポットクーラー | 床下エアコン | エアコン |
---|---|---|---|---|
設置 | 比較的簡単 | 簡単 | 複雑 | 比較的簡単 |
初期費用 | やや高額 | 安価 | 高額 | 比較的安価 |
ランニングコスト※ | 安い | 比較的高額 | 比較的安い | 比較的高い |
冷暖房能力 | 全体 | 限定的 | 全体 | 全体 |
冷暖房ムラ | あまりない | あり | ややあり | あり |
音 | ややあり | あり | あまりない | ややあり |
省エネ性 | 高い | 低い | 中程度 | 中程度 |
快適性 | 高い | 低い | 中程度 | 中程度 |
※当社試算による
まとめ
小中学校体育館に最適な空調システムは、予算、設置状況、冷暖房需求、快適性などを総合的に判断する必要があります。
総合的に考えて、大空間には輻射式空調システムが適していると言えます。
初期費用を気にするあまり、スポットクーラーを安易に導入しては、排気熱の問題がありますし、エアコン本体の近辺以外温度は届かないでしょう。床下空調は、大空間にはコストがかかり過ぎますし、冷房には不向きです。エアコンだけでは、体育館の体積に応じた容量を求めると、かなり大規模な設備が必要です。
以上の事を考えると、エコウィンハイブリッドは、ランニングコストを抑え、快適な空間を実現したい場合に適しています。
ご検討の際は、各空調システムの特徴を理解し、それぞれのメリット・デメリットを比較検討した上で、最適な空調システムを選定することをおすすめします。
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