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2024.08.16ブログ

ルームエアコンを利用した全館空調のデメリットと輻射式空調システム「エコウィンハイブリッド」の優位性

ルームエアコンを利用した全館空調のデメリットと輻射式空調システム「エコウィンハイブリッド」の優位性

家の中全体の空調を管理するシステム「全館空調」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
部屋ごとにエアコンを設置するのではなく、家の中に設けたダクトから給気して空調を行います。
家の中で急激な温度差から解放されるため、非常に快適なシステムです。
しかし、このシステムには、特に気温が極端に高い状態での能力不足という課題も指摘されています。

そこで、ルームエアコンを利用した全館空調のデメリットと、近年注目を集めている輻射式空調システム「エコウィンハイブリッド」の優位性を比較し、より快適な住空間を実現するためのヒントを提示します。

ルームエアコンを利用した全館空調のデメリット

  • 高温時の能力不足
    通常よりも容量の小さなエアコンを常時運転して、建物内を一定の温度に保つ事で省エネ性を狙ったものです。外気温が極端に高い日には、稼働させても能力が不足しているため、効率的に冷却することが難しく、設定温度に達しない場合があります。
  • 室温を急に変更できない
    全館空調は、家の中を一括で空調しているので、細かい温度設定や急な温度の上げ下げはできません。また、部屋ごとの温度設定はできません。冷房運転時に発生する除湿能力は限られており、梅雨時など湿度の高い時期には、不快な蒸し暑さを感じることがあります。
  • 電気代の高騰
    全室が設定温度に到達するまでエアコンを運転するため、常時運転が前提となります。ランニングコストも高額になりがちです。
  • 騒音
    エアコンが稼働することで、ダクトからの音が気になる場合があります。
  • メンテナンス性の悪さ
    ダクトの中は清掃できません。冷房運転時に発生した結露でカビが発生し、暖房運転時に臭う原因となります。
  • 故障時の影響
    すべての部屋の冷暖房が効かなくなるため、リスク大です。

輻射式空調システム「エコウィンハイブリッド」の優位性

  • 快適な温度環境
    暖房時は建物や人体に直接熱を放射するため、室温よりも低い温度設定でも暖かく感じられます。足元から暖めることで、冷え性の方にもおすすめです。
    冷房時はパネルが冷えることにより穏やかに吸熱する為、体温が適度に奪われることで風がなくても快適に冷房できます。また、風による不快さもほとんど感じないため、空調の風が苦手な方からも好評です。
  • 高い省エネ性
    空気を循環させる対流方式ではないため、室温のムラが少なく、効率的に空調できます。冷暖房共に抑えめな温度設定でも十分に快適です。
  • 湿度への影響が少ない
    空気を乾燥させにくいので、室内の湿度を快適に保てます。
  • 静音性
    ファンを使用しないため、運転音が非常に静かです。
  • デザイン性
    壁掛けタイプや床置きタイプなど、様々なデザインから選ぶことができ、様々な設置方法に対応します。

まとめ

ルームエアコンを利用した全館空調は、メリットがある一方で、最近の気候変動による高温時の能力不足や電気代の高騰といったデメリットも存在します。
一方、輻射式空調システム「エコウィンハイブリッド」は、快適性、省エネ性、静音性など、様々な面で優れています。特に、高温多湿な日本の気候においては、その性能を発揮しやすいと言えるでしょう。

結論

全館空調システムを選ぶ際には、ご自身のライフスタイルや地域の気候、住宅の構造などを考慮し、最適なシステムを選ぶことが重要です。
輻射式空調システム「エコウィンハイブリッド」は、快適な住空間を実現するための有力な選択肢の一つと言えるでしょう。

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